粗忽の釘

<あらすじ>
 そそっかしい亭主、引っ越しの日に風呂敷包みを一つ持って出て行ったきり。
 あげく、自分で決めてきた家まで忘れるしまつ。
 釘を打たせりゃ、隣まで抜けるようなドジをする。
 謝りに行かせても、粗忽者は粗忽な言葉しか言わないんだこれが。


粗忽の釘