七度狐(後編)

<あらすじ>
 狐に騙され、旅に遅れをとったので急ぎ山道を歩く二人。けれど、行けども行けども山は深くなるばかりで、一向に次の宿場に着く気配がない。 仕方なく目の前に現れた古寺に一夜の宿を頼むのだが、尼さんの留守中に棺桶が運び込まれて、中から金貸しの婆さんが迷って出てくるという、とんでもない事態に。 あわや二人の運命はいかに・・・・・・。


七度狐(後編)