千両みかん

<あらすじ>
 お店の若旦那が原因が分からぬまま伏せっている。 理由を聞き出せと旦那様からせっつかれ聞き出してみると「みかんが食べたい」と何とも可愛い返事。 「では、番頭さん探してきて下さい」と言われたが、この暑い時季にみかんが有るはずがない、と気がついたが遅かった。 「みかんが見つからなかったら若旦那は死んでしまうかもしれない」 「よってその時は主人殺しとなって逆さ磔にされる事になる」と まったく無茶苦茶な使命を帯びて、番頭かけずり回る羽目に ・・・・・・。


千両みかん