<あらすじ>
猫久と呼ばれている猫のように大人しい八百屋の久六が血相変えて「刀を出せ」とカミさんに言うと、 刀を三べん押し頂いて猫久に渡した。それを見ていた熊さん「仕草が可笑しい」と行った先の床屋でちゃかしていると、 奥に座っていたお武家に説教される。懇々とその女房のあっぱれさを聞かされるはめに。
家に帰って嬶ァにこの話をするのだが、要を得ない。その間に猫が鰯をくわえて逃げた。 「すりこぎを寄こせ」と言うと嬶ぁはすりこぎを神棚に頂き出す・・・・・・。
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