泣き塩

<あらすじ>
 往来で泣く二人 事情を聞けば武芸は出来るが文の道は苦手という侍にお女中が里からの手紙を読んで欲しいと言ったのが発端。 手紙を手にした侍「もう手遅れだ」とおのれの不勉強を嘆いて涙をホロリ。 母親の事と思ってしまった お女中もホロリ。それを見ていた焼き塩屋 身分違いで結ばれぬ二人と勘違いしホロリ。 「二人の事情は分かったが判らないのが塩やの爺だ」と言われ、「これが商売ですから泣き(焼)塩ォ〜」地口落ちでした・・・。


泣き塩