<あらすじ>
神奈川の宿場に『茗荷屋』という旅籠あり。 『国破れて山河あり』ならぬ『障子破れて桟があり』と客は呆れて去って行く。 閑古鳥でさえ近寄りそうもない所に大きな荷物を担いだ客が訪れた。 しかもこの客「今夜はゆっくり休みたい。 しかるにこの荷物と手持ち金三百両を一晩預かって欲しい」と申し出た。 何とかこの金自分たちの物にならないか。 物騒なことはしたくない そこで妙案を捻り出したのだが ・・・・・・。
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