堪忍袋

<あらすじ>
 のべつ幕無し、明けても暮れても喧嘩ばかりしている夫婦に「近所迷惑だ」とご立腹のご隠居さん。 『堪忍袋を縫って その中に文句を言い合え』と諭す。 近所ではまた、大喧嘩が始まったと思うほどの声がきこえるが、 文句を言いに行ってみると二人はにこにこ顔。堪忍袋に言いたい放題言うから喧嘩にならないと言う。 それなら貸してくれと女房の文句を言ってみるとスッキリした。 それが評判になってたちまち袋は一杯になってしまう。明日辺り捨ててこようという話になったのだが ・・・・・・。


堪忍袋