意地くらべ

<あらすじ>
 利息無し、証文無し、催促無しで金を借りた八五郎。そんないい人に借りっぱなしに しちゃ置けないと一月で返そうと、知り合いに金を工面して貰ったが、なかなか受け取って貰えない。 ようやく「明日の昼で一月になるからそしたら受け取る」と言って貰えた。
このまま明日を待つことにしたが、牛鍋で一杯やって待つことになって、牛肉を買いに息子が出掛けたのだが一向に帰ってこない。 迎えに行くと往来で鉢合わせになった人と どちらも道を譲らず立ち往生「さすが私の倅、強情だねえ」・・・・・。


意地くらべ