<あらすじ>
どうにもそそっかしい男。 出先で履き物を間違えるにしても下駄と草履を片一方ずつと言った具合で、 さすがに自分でも呆れて粗忽を治す願掛けに堀の内のお祖師様に出掛けるのだが、 全く方向違いを目指したり家に戻ってしまったりで行き着くまでも一筋縄では行かない。 あげく弁当も間違え、頭に来て隣の家に怒鳴り込んで恥をかいたりで御利益はいかに。 ・・・・・・。
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