<あらすじ>
隣が毎晩鐘を鳴らしてうるさくて眠れないと熊さんが文句を言いに行くと、
「拙者は花魁『高尾』と二世を誓った仲、不憫な最期を遂げた高尾を回向しておる」と言って、
火鉢で『反魂香』なる物を焚くと、不思議や『高尾』が姿を現した。
熊さんも三年前に亡くなった『かかぁのおせき』に会いたいと薬屋をたたき起こし、
これだと思った薬を買って早速試すが出るのは煙ばかり。煙に驚いた向かいのオカミさんに薬を見せると
「咳止めは飲む物だよ。焚いてどうする」と言われ「せきを止めてんじゃ出て来れねえ筈だ」」・・・・・・
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