巌流島

<あらすじ>
 年の功とはよく言ったね。なぁにね、ちょいと舟で行かなきゃならない用事があって
 そん時の話なんだが、若侍がきせるの雁首川ん中へ落っことしちまった。それ見てた屑屋が
 「吸い口をおはらいに」って言ったのがまずかった。あわや無礼打ち!ってとこへ同舟して
 いたご老体が仲裁に入ったんだが俺は槍が杖に見えちまってよ、ところがその槍でみごな
 策を見せてくれたぜ。舟ん中は拍手喝采さ。・・・・・・


巌流島