出来心花色木綿

<あらすじ>
 親分に空き巣をやってみろと言われた二右衛門半。何軒かしくじるが、 ようやく長屋に忍び込めた。そこはスカンピンの八五郎の家、 何と泥棒が入ったことを利用して大家さんに 盗られる物も無いのに盗られたと、 あれこれ並べ立てる始末。しかも裏はすべて花色木綿ときた。
切れる二右衛門半、泥棒の常套句「貧の出来心で」と八五郎、呆れる大家の一幕。
・・・・・・完結編です。


出来心花色木綿