千早振る

<あらすじ>
 留さんとこの娘さんが百人一首にこり始めて「おとっつぁん教えてよ」と聞いてきた。
 こんな時は『困ったときの隠居頼み』。ところが「聞くは一時の恥、聞かざるはマツタケの恥」
 と、のたまうようなザル知識。とってつけたような解釈をもっともらしく披露するのだが、
 留めさん、もしかしたらどこかで気がつきましたか。・・・・・


千早振る