化け物つかい

<あらすじ>
 朝から晩まで「権助・権助」と用事を言いつける隠居。文句も言わず用事をこなしてきたが、引っ越しを境に暇を申し出た権助。 「隠居の人使いの無茶苦茶なのは承知していたから辛抱できるが、今度越してきた家は化け物屋敷じゃねえか。 いくら家賃が安いからって我慢ならねえ」そう言い置いて暇をとっていった。
 さて、権助がいなければ何も出来ない隠居。不便を感じるはずだったが、 夜な夜な次から次へと出てくる化け物に、好都合とばかりに用事を言いつけ、こき使うから化け物だって音を上げる・・・・・・・。


化け物つかい